青梅市天ヶ瀬町で実施した屋根点検を例に瓦屋根の特徴と補修方法をご紹介
更新日:2019年6月18日
青梅市天ヶ瀬町にお住まいのお客様より、「瓦屋根から白い塊が落ちてくる」とご相談を受け調査にお伺いしました。瓦は塗装が必要ないメンテナンスフリーの屋根材と言われていますが、経年により必ず少しずつ補修が必要になります。今回は瓦屋根に欠かせない補修と補修時の注意点をご紹介したいと思います。
青梅市天ヶ瀬町で瓦屋根点検
調査にお伺いしたお住まいは粘土瓦が使用されていました。前面グレーのように見えますが、随所が赤く見えることから【釉薬瓦】と呼ばれる表面に着色した瓦になります。粘土瓦の最大の特徴は吸水をしない、つまり塗装による塗膜保護が必要ありません。また耐久性にも優れていることから50年以上も問題なく使用することが出来ます。
しかし強風や地震の影響により漆喰が剥がれたり瓦がずれたりしますので、定期的なメンテナンスを行っていく必要があります。棟と端に取り付けられた鬼瓦の取り合いは漆喰で固定されているはずなのですが、恐らく剥がれてしまったのでしょう。このままでは瓦の隙間から雨水が入り込み雨漏りを起こす可能性もありますので、10~15年程度での補修を意識しましょう。
10~15年で漆喰補修を検討しましょう
下屋の漆喰にも剥がれが見られ、内部の土が露出してしまっていました。漆喰は瓦の固定を目的にしていますが、雨水の浸入を防ぐ役割も担います。漆喰が剥がれることで土が雨水を吸水、流出することで瓦全体のずれ・歪み・崩壊を引き起こしてしまいます。今回は棟や瓦のずれはほとんど見られませんでしたので、漆喰の詰め直し工事をご提案させていただきました。
雨漏りを防いでいるのは防水紙(下葺材)です
点検時に瓦の割れも発見しました。瓦は硬いのですが、急な衝撃で割れやすい傾向にあります。このように割れたとしても雨漏りを起こすわけではありませんが、下葺き材の防水紙が雨水や太陽光に晒されることで傷み、雨漏りを引き起こしてしまう事が考えられます。瓦の割れやずれは更なる被害を招きますので早急に補修しましょう。
瓦は長期間にわたって使用できる優れものです。しかしメンテナンスを怠ると葺き直しや葺き替えといった補修工事が必要になってしまいますので、定期点検・劣化に応じたメンテナンスを心がけましょう。
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